20歳の息子が3度受験失敗 ひきこもり 家族とも会話がなくなった [引きこもり]
テレフォン人生相談
【2015年11月4日】
56歳女性からのご相談です。
子どもが受験に3度失敗し、ひきこもり状態。
家族とも会話がなくなった…。
受験ストレス 挫折・ひきこもりと家族の課題
20歳の次男が大学受験に失敗。
現役受験の時に23歳の長男と口を利かなくなるほどの喧嘩をし、
家族間にも冷たい風が吹くようになってしまった。
そして次男は受験を失敗していくうちに感情を出すことがなくなり、
今回の受験を失敗するちょっと前くらいから、
ほとんど口をきかないような状態になっていた。
今は家族の誰とも口を利かなくなり、
眉間にしわを寄せて常に不機嫌な様子。
どう対応していったらいいのかわからない。
今は一日中パジャマで過ごし、
部屋のカーテンは閉めっぱなし、布団は敷きっぱなし。
浪人させてくれとは言ってるが、
机を見ても勉強してる気配はなく、
一日中パソコンでゲームをしてるような感じ。
食事は自分で作るからいい、と言ってるが、
食事だけは一緒に食べたいからと説明して、
一緒に過ごす時間は作るようにしている。
しかし、一言も喋らずに5分でサッと食べて部屋に戻ってしまう。
高校1年から3年まで予備校に通っていたが、
高3の現役受験の時、
「今年は受験したくない」
「予備校は無駄だから自分で勉強して宅浪する」
「参考書を買って自分の好きなようにしたい」
と言われた。
参考書代は月に3万円くらい渡していて、
買ってきた参考書のレシートも渡してくれる。
受験に失敗した時に親が介入したら、
「自分でやるから色々言わないでくれ」
と言われてしまった。
高校に入った時の成績は学年で5番でとても良かったが、
高1の夏休み以降、それほど勉強しなくなり、
結局、高2、高3の時、
「学校の勉強は無駄」
「あんな学校で勉強できない」
「予備校があるからいい」
と言い始め、成績が下がっていった。
学校には普通に行く様子を見せ、定時に帰ってきていたが、
どうやら学校には行ってなかったようだ。
本人に訊くと、
学校がうるさくて嫌で、
ファミレスみたいなところで勉強していたという。
担任に相談したところ、学校がうるさいことは認めたが、
息子の捉え方としては、
「あの時ママ助けてくれなかった」
と言われてしまった…。
というお悩みです。
◆パーソナリティ： 柴田理恵
◆ 回答者： 高橋龍太郎（精神科医）
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～YouTube相談室～
一期一会 柴田理恵のワハハ対談! / 柴田理恵
次回のテレフォン人生相談は、
娘は娘の不倫が原因で離婚。
別れた夫は子どもの養育費を払わない。
離婚の原因が娘にあるので養育費は請求できないのか…。
というご相談です。
◆パーソナリティ： 今井通子
◆ 回答者： 大迫恵美子（弁護士）
